渡辺雄太「次に決めたチームで引退するまで」アメリカ再挑戦は「考えていない」帰国会見の一問一答

 会見をする渡辺雄太(撮影・園田高夫)

 米プロバスケットボールNBAで日本人最長の6シーズンに渡って活躍し、来季の日本でのプレーを明言した渡辺雄太(29)が21日に帰国し、都内でシーズン終了会見を行った。

 ◆以下は一問一答

 -6年間のNBA生活を振り返って。

 「6年間のNBA生活、11年間のアメリカ生活の終止符を打ち日本に帰ってくる決断をした。たくさんのことを経験して、楽しいこと、つらいこともたくさんあったけど、小さい頃に夢見たNBA選手になれた。最高で、楽しい6年間だったことは間違いない。キャリアはまだまだ続く。日本を盛り上げていけたらいいなと思っている」

 -今後のキャリアはずっと日本でプレーする気持ちなのか。

 「基本的にはそう思っている。次に決めたチームで引退するまでやりたいと思っている。一度日本でプレーして、アメリカ挑戦は考えていない。次契約するチームと、長くプレーできたら」

 -今後チームを選ぶに当たって一番大事にしたい判断基準は?

 「いろんな要素が含まれてくる。細かい部分に関してはエージェントと話をしながら、進めていく。一番大事にしているのは、チームが僕に対して本気で欲しいと思っていること。NBAでは欲してもらえる立場ではなかった。今の僕を見て、僕を本気で欲しいと思う熱量のあるチームに、自分の全力を注ぎたい」

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