「私たちが発信していくことで何か力になれるのでは」 核兵器廃絶を訴える「高校生平和大使」の選考会

核兵器廃絶を求める署名を国連に届ける今年の高校生平和大使の選考会が21日、行われました。

高校生平和大使は、核兵器廃絶と世界平和の実現を求める声を世界に届けようと1998年に始まったもので、ことしで27代目となります。21日に長崎市で開かれた選考会には、県内の高校生21人が参加。平和への思いや活動への意気込みをスピーチしました。

応募者:「平和について考えることは、国籍、性別、年齢問わず誰でもすることができると思います。何かを考えてもらうきっかけを与える存在に私はなりたいと思っています」

応募者:「核保有の問題は決して許してはいけないことだと思う。私たちが発信していくことで何か力になれるのではないかと思うようになりました」

高校生平和大使は8月に、国連欧州本部を訪問し、核兵器の廃絶を訴えます。

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