6回、2番手で登板する長谷川(撮影・西田忠信)
◆ソフトバンク1―3オリックス(21日、ペイペイドーム)
ソフトバンクの中継ぎ左腕、長谷川が久しぶりの登板で好投を見せた。
5回で降板した先発スチュワートの後を受けて6回からマウンドに上がった。4月7日の楽天戦(楽天モバイルパーク)以来、実に2週間ぶりの登板。それでも「変に三振を取りにいって球数を増やすよりかは、ぽんぽんとストライクを取って、四球よりは安打の方がいいという感覚で、どんどんゾーンに投げていくピッチングをした」と、ゴロやフライに打たせて取り、6、7回を三者凡退で抑えた。これには小久保監督も「ようストライク入りましたね。たいしたもんです」と拍手を送った。
「投げるときに不安はありました」と漏らすも、なかなか出番がない中、久しぶりの登板にもしっかりと首脳陣の期待に応えた。「自信というより、ほっとした。また次は違う感覚になるのでほっとしていられない」と再び次なる出番に備えた。