巨人のサブマリン・高橋礼投手(28)が抜群の安定感を見せた。
21日の広島戦(マツダ)で今季4度目の先発に臨んだ右腕は緩急をうまく使い5回67球4安打無失点。4戦24イニングを投げてわずか1失点のみと防御率は0・38となった。
試合は5回降雨コールドで引き分けに終わった。右腕は「大胆にストライクゾーンに強いボールがいけば、前に飛ばしてくれるだろうなと思ってました。(小林)誠司さんとも前回やってるんで、そんなに神経質になりすぎずにやれたかな」と振り返った。
杉内投手チーフコーチは「どんな対策を向こう(広島)がしてくるかと思ったけど、それでも普通に投げてましたからね。四球も出してないし、ちゃんと雨の中でも制球していたので、ナイスピッチングです」と盤石の右腕にうなずいた。