「ヤクルト-DeNA」(21日、神宮球場)
26歳の誕生日を迎えたDeNA・牧が、初回1死一、三塁からの投ゴロが併殺崩れとなる間に先制点を奪った。
打席に入る前には、左翼席から「ハッピーバースデー」の合唱が贈られ、牧はじっくりと聞き入るように初球の変化球を見送った。
二回にも無死満塁で打席が巡ると、今度は二ゴロ併殺崩れとなる間に5点目を奪った。
記念すべき誕生日。本心はきれいなタイムリーで自身の記念日を祝いたいところだろうが、2打点はいずれも併殺崩れの間の打点となり、一塁ベース上で苦笑いを浮かべていた。