「三菱商事さんから話が来て」高原直泰がボカ移籍の経緯を述懐! 決め手となったのはトルシエの...

元日本代表FWの高原直泰氏が、4月21日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。アルゼンチンのボカ・ジュニアーズに移籍した際の経緯を振り返った。

高原氏は1998年にジュビロ磐田でプロキャリアをスタート。加入早々から頭角を現し、2000年には日本代表に初選出。そして01年の夏にボカ・ジュニアーズに期限付き移籍した。

日本人選手の海外移籍がまだ珍しかった時代だった。高原氏は「代理人とか、今みたいにいなくて、大体クラブの方に話が行って。ただ、それが選手に伝わらずに断られてしまうということの方が、どちらかというと多かった」と回想する。

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そんななか、ボカ・ジュニアーズからのオファーは「クラブではなくて、三菱商事さんからこの話が来て」と明かす。三菱商事とボカ・ジュニアーズの会長との関係をきっかけに、チームの監督が日本代表を指揮していたフィリップ・トルシエに優れた日本人選手を問い合わせた。そして、トルシエが高原氏を推挙したという。

また同時期にはプレミアリーグの2チームからも誘いがあったようで、四半世紀前の逸話に、番組でMCを務める勝村政信さんは「そうなんですか。マジっすか」と驚いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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