先発機会が減少も…心理面での充実を強調したグリーリッシュ「自信を持ってプレーできている」

マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWジャック・グリーリッシュが、今シーズンの現状について言及した。20日、イギリスメディア『The Athletic』が同選手のコメントを伝えている。

現在28歳のグリーリッシュは、6歳でアストン・ヴィラのアカデミーに入団し、ユースチームを経て2011年に16歳でトップチームへと昇格を果たした。レンタル先のノッツ・カウンティで結果を残して2014-2015シーズンにアストン・ヴィラに復帰すると、以降は中心選手として活躍。翌年にクラブはチャンピオンシップ(イングランド2部)へと降格したが、2018-2019シーズンは4年ぶりのプレミアリーグ復帰に大きく貢献し、2021年8月にマンチェスター・シティへの完全移籍を決断した。

マンチェスター・シティでも加入初年度から定位置を確保したグリーリッシュだったが、今シーズンは出場機会が減少。昨季はリーグ戦で23試合に先発した同選手だが、今季はここまで9試合にとどまっている。そんな現状についてグリーリッシュは、「難しかった」とコメント。「特に去年はいいシーズンだった。たくさんプレーしてチームの中心選手の1人だったし、重要な試合にはすべて出場していた」と振り返りつつ、「今年は開幕当初、足を痛めて1カ月ほどプレーできなかった。自分のフォームはベストではなかったと思うし、自信を持ってプレーできていなかった。新年に入ってからも、鼠径部のケガがいくつかあった」と打ち明けている。

しかし、「ここ最近、まだ得点を決めていないのは明らかだ」と述べた一方、「気分はいいし、フィットしているし、自信を持ってプレーできている。それをシーズン終盤につなげられるといいね」と心境に変化があったと告白。今季ここまで公式戦3ゴール3アシストと目立った数字を残せていないことに対しては、「得点やアシストのことでもない。今は得点がなくても自信がある」と悲観していないと強調した。

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