【スターダム】鈴季すず&星来芽依 プロミネンス撃破でゴッデス初防衛 4・27は4WAY王座戦に

星来芽依(左)と初防衛を喜ぶ鈴季すず(©STARDOM)

女子プロレス「スターダム」のゴッデス王座戦(21日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)は王者の鈴季すず(21)&星来芽依(21)が、ハードコア&デスマッチユニット「プロミネンス」の世羅りさ(32)&柊くるみ(24)を撃破し、初防衛に成功した。

鈴季は昨年4月にプロミネンスを脱退。その後、スターダムに本格参戦してから約1年が経過した。12日の後楽園大会に突如現れたプロミネンスから挑戦表明をされ、大阪大会で王座戦が実現した。

試合開始のゴングが鳴るとすぐに場外乱闘が勃発。鈴季らは客席に投げ飛ばされ、挑戦者組にペースをつかまれてしまった。その後も、星来が敵軍の猛攻にさらされピンチが続く。

それでも立ち上がった星来はハイスピードな攻防で世羅を翻弄し、鈴季との好連係で反撃に成功。最後は柊のダイビングボディープレスを自爆に導いた鈴季が、柊をジャーマンスープレックス2連発で沈めた。

試合後、マイクを持った鈴季は「私が1年前、プロミネンスを抜けた日の世羅の悲しそうな顔、忘れもしないよ。だけどね、鈴季すずはスターダムに来て、お前らに勝つくらいでっかくなったんだよ!」と絶叫。笑顔で見守る世羅に対して「負けたのに、うれしそうな顔してんじゃねえよ。悔しかったら、またこのゴッデスのベルト、取りにきてもいいよ。まあ、プロミネンスに負けるわけないけどね」と言い放った。

プロミネンスを見送ると、葉月&コグマのFWCがリングに乱入。同王座への挑戦を表明をされると「クイーンズ・クエスト」のAZM&天咲光由、さらに「大江戸隊」スターライト・キッド&琉悪夏も登場。王座への挑戦を要求された。

突然の出来事に鈴季は「うちらモテモテじゃない? どれにしようかな…」と困惑しつつ「全員まとめてやってやるよ! BUNTAIで一気にやっちまわない? 4WAYとかどうよ!」と提案。3チームと岡田太郎社長も承諾し、27日の横浜BUNTAI大会での4WAY王座戦が決定的になった。

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