STU48岩田陽菜 完全プロデュース卒コンで笑顔「たくさん夢を持って生き続けましょう!」

広島で卒業コンサートを行った岩田陽菜(©STU)

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ・STU48の岩田陽菜(21)が20日、広島県・広島JMSアステールプラザ大ホールで卒業コンサート「岩田陽菜 卒業コンサート~皆のことが好きなそ~」を開催した。

岩田は2017年3月、14歳中学2年生でSTU48に加入して以来、全シングルでの選抜入り。この日の卒コンは、自身の完全プロデュースで行われた。

岩田のペンライトのカラーであるピンクと黄色で会場が染まる中、思い出の楽曲「言い訳Maybe」からスタート。4曲続けて披露し、副キャプテン福田朱里が「陽菜ちゃん、卒業コンサートの日がやってきてしまいましたが、今日はなんと陽菜ちゃん完全プロデュースですね?」の質問に、岩田は「そうなんです! 全部に私がこだわってこだわってこだわって…作っています。こだわり部分がたくさん感じられると思うので、今日は存分にみなさん楽しんでいってくださいね!」と笑顔。

福田が「私たちメンバーも、陽菜ちゃんのかわいいこだわりに応えられるように、精いっぱい頑張りますので、ファンのみなさんもしっかり〝好きなそ(山口弁・好きだよの意)〟の気持ちを持って応援よろしくお願いします!」とファンに伝えると、客席からは大きな「好きなそー」コールが響き渡った。

セットリストはAKB48グループU16選抜やU17選抜に選ばれ参加した楽曲「最強ツインテール」「法定速度と優越感』など、岩田にとって思い出深い楽曲などで構成。中盤のコーナーでは「あざといメンバーNo.1決定戦」を開催し、ファン投票によって久留島優果が選ばれ、岩田陽菜から〝あざとい〟の称号が引き継がれた。

アンコールでは、岩田らしいピンクのキラキラドレスに身を包んで登場。卒業スピーチでは、涙ぐみながらも岩田らしい笑顔で「今ここにいるメンバーたちと出会えて、ファンのみなさんと出会えて本当に幸せです。頑張ってよかったな、諦めないで夢を追い続けてよかったなってすごく思います。そして、この7年間ずっとずっと応援してくださったファンのみなさん、途中で私に飽きちゃった人も、ちょっとでも応援してくれていた期間が私は本当にうれしくて、そのとき応援してくれた皆さんがいるから今の私がいるので、私のことを推してくれてありがとう」と感謝を伝えた。

今後の芸能活動継続などについては明かさなかったが「私はこれからも諦めずに夢を追い続けていきますし、ここにいるSTU48のメンバーも、みんな大変なことつらいことたくさんあると思うけど諦めず夢を追い続けてファンのみなさんと一緒にたくさんかなえてほしいです」と訴え、「ファンのみなさんも全力で私とSTU48の応援をこれからもしてほしいです。その分たくさん笑顔にさせますし、幸せを届けますのでこれからもたくさん応援してください!」とお願いした。

その後「たくさん夢を持って生き続けましょう!」と呼びかけ夢力を披露。「ずっとずっとみなさんのことが好きなそ~!」と叫ぶと、〝陽菜ちゃん〟コールに包まれる中、マイクを置いてステージを後にした。

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