満開の桜が歓迎 あおもり桜マラソン 4021人が健脚競う

桜が見ごろとなった野木和公園をスタートするフルマラソンの参加者たち=21日午前8時50分、青森市
桜が見ごろとなった野木和公園をスタートするフルマラソンの参加者たち=21日午前9時、青森市

 青森市や青森陸上競技協会、東奥日報社などでつくる実行委員会主催の「2024あおもり桜マラソン」が21日、青森市の野木和公園を出発点に行われた。第3回の今年はフル、ハーフ、10キロの3種目に県内外から4021人のランナーが出場。晴れ渡った空の下、参加者は満開の桜や陸奥湾の眺望を楽しみながら思い思いのペースで健脚を競った。

 ゲストランナーの福士加代子さん(板柳町出身)は10キロのスターターを務め、ハーフマラソンに参加。ランナーや沿道の観客と交流しながら走ったり、ゴール後に写真撮影に応じたりして親睦を深めた。ゴール付近では青森ねぶたばやしやミスター跳人(はねと)コンテスト優勝経験者らによるパフォーマンスが行われ、大会を盛り上げた。

 今回は混雑緩和のため、各種目ともにスタート時間を2グループに分けた。フルマラソンは野木和公園を出発、国道280号バイパスを北上して後潟で折り返し、青森ベイブリッジや合浦公園を経由。野内で再び折り返して青い海公園に至るコース。男子は岩手県北上市の会社員樋渡翔太さん(34)が優勝し、女子は秋田県能代市の会社員鈴木絵里さん(40)が2連覇を果たした。

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