日鉄呉跡地の防衛省への売却に反対し市民集会

日本製鉄呉地区の跡地について、防衛省への売却に反対する市民団体が、抗議の集会を行いました。

呉市内で開かれた集会には住民らおよそ400人が参加しました。

日鉄呉の跡地に関しては「複合的な防衛拠点の整備」を目指す防衛省が一括購入する考えを示しており、日鉄側も「防衛省の提案に注力したい」として、県と呉市との3者協議に参加しない意向を示しています。

団体は防衛省への売却は軍事拠点化に繋がる恐れがあるとして平和利用の必要性を訴えました。

■日鉄呉跡地問題を考える会 森芳郎 共同代表

「戦前の軍港・軍都に戻してはな らない。そのために行動を起こ す必要がある。」

今後も呉市や防衛省などに市民の声を届けるため活動を続けるとしています。

【2024年4月21日】

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