瀬川麻優が初優勝 児玉ひかるは2年連続の準V、悲願の日本一にあと一歩届かず【柔道全日本女子選手権】

笑顔で皇后杯を手にする瀬川麻優(撮影・伊東昌一郎)

◆柔道 全日本女子選手権(21日、神奈川・横浜武道館)

体重無差別で争う大会で、瀬川麻優(ALSOK)が初優勝を飾った。児玉ひかる(SBC湘南美容クリニック)=宮崎県国富町出身=に指導4の反則勝ち。3度目の決勝に挑んだ児玉は2年連続の準優勝となった。これで4年連続で3位以上と安定した成績を残しながら、悲願の日本一までは、またもあと一歩届かなかった。

梅津志悠(JR九州)=大分県中津市出身=が自己最高タイの3位と躍進した。2年連続2度目の制覇を狙った梅木真美(ALSOK)=大分県九重町出身=は初戦だった2回戦で敗れた。

パリ五輪の代表内定者や5月にアブダビで開催される世界選手権の代表は出場していない。今大会は、2017年に廃止された旗判定が復活。延長戦は行わず、試合時間は4分から5分、決勝は8分となった。

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