筆者の友人から聞いた話です。家族ぐるみで仲良くしているママ友3家族に起こったお金に関する出来事です。よく一緒に旅行に行ったり遊びに行ったりするので、1人のママ友の提案で今後のために合同で旅行貯金をすることになったのですが、そこで本性を見ることに……。
仲良しママ友家族
子どもが同じ歳で家も近かったのがきっかけで仲良くなったママ友AちゃんとBちゃん。
子どもたちも仲良しで夫同士も気が合ったので、家族ぐるみの付き合いが増え、3家族で出かけることが多くなっていました。
一緒にバーベキューをしたり、季節の行事を楽しんだり、キャンプや旅行に行くことも。
お互いに気兼ねなく過ごせるママ友との時間は居心地がよく、これからもずっと続けばいいなと思っていました。
合同で旅行貯金
ある時、1人のママ友Aちゃんの提案で今後のために合同で旅行貯金をしようということになりました。「いいね！」とその場で盛り上がり始まった旅行貯金。
Aちゃん、Bちゃんは正社員で忙しく、パートで時間がある私が代表して銀行に行って口座を作り通帳やお金を管理することになりました。
毎月1家族3千円ずつを積み立てていくことになり、月末に私が2人からお金を受け取って口座に入金していくことに。
保育園のお迎えや習い事の送迎時などで会う機会を作って、月末にはお金を預かっていました。
しかし、Aちゃんから最初のうちはきっちりと支払われていた積立金が約束の月末を過ぎても支払われず、だんだんと滞るようになってきたのです。
どうして私が立て替える？
今月分がまだなことをママ友Aちゃんに連絡すると、「ごめん忙しくて渡しに行けなくて。来月に2ヵ月分まとめて払うね！」と言われたので、何度も入金に行くのも面倒で仕方なくその月の分は私が立て替えておくことにしました。
そんなことが翌月も続き、もらっていない月の分をまとめて催促したら「えっ、先月はまだだけど、先々月の分は払ったよね？」と言われて、私もそうだったかな？ と動揺してしまいました。
思わず「ごめん。勘違いしてた。」と2か月分だけ預かったけれど、やっぱりどう考えてもその前の月も私が立て替えたはず……。
お金の切れ目は縁の切れ目
そのことをもう1人のママ友Bちゃんに相談してみたところ、「Aちゃんはケチで計算高いところがあるから気を付けて」と言われてしまいました。
積立金の3千円に関しても、「ややこしいから兄弟姉妹の数に関係なく同額でいいよね！」と言ったのも唯一3人兄弟のAちゃんだったし、よく考えたら不公平にも思えます。
今回のことでママ友Aちゃんがお金にとてもルーズでケチだったことが判明！ 友達同士お金でもめるのは嫌なので、Bちゃんと話し合って通帳をそれぞれの名義で3つに分けることにしました。
結果Aちゃんは不服そうで、Aちゃんの口座にだけなかなかお金が貯まっていませんが、それは仕方のないことですよね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター：Kumi.M
