〝町田の怪物〟DF望月ヘンリー海輝に森保ジャパン待望論「代表の右SBは安泰」

町田のDF望月ヘンリー海輝

J1町田の〝パリ五輪世代の怪物〟が衝撃の活躍だ。

明治安田J1リーグが21日に行われ、町田がFC東京戦(味スタ)で2―1と快勝して首位に返り咲いた。

この試合でヒーローとなったのが、パリ五輪世代の大器と期待されるDF望月ヘンリー海輝(22)だ。1―1で迎えた前半25分、DFドレシェヴィッチが右サイドへロングパスを出すと、望月が驚異的なスピードで駆け上がり、ゴールラインを割ったかに見えた瞬間、ゴール前へクロスを送る。これをFW呉世勲(オ・セフン)がダイビングヘッドで突き刺して決勝点となった。

殊勲の望月は「自分のアシストという形で、目に見える結果を残せて本当によかった」と会心の表情を浮かべた。

192センチの長身ながら抜群のスピードと巧みなテクニックも兼備する望月に対する期待は大きく、ファンやサポーターからは称賛の声が続出。ネット上では「望月と関根(柏)で将来の日本代表の右SBは安泰か?」「いい試合でした。特に前半は面白かった!俵積田はあとは得点力だなー。望月ヘンリーは数年後代表行けるかもしれないポテンシャルはあるね!」などと代表への招集を待望する声が上がっている。

森保ジャパンは8強敗退したアジアカップで右サイドバックが穴になった。町田が誇る怪物は、現在の成長曲線を考えれば2026年北中米W杯のメンバーに食い込む可能性も十分ありそうだ。

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