GP女子1500m、田中希実が大会新V4 女子走り幅跳びは秦が頂点 兵庫リレーカーニバル

グランプリ女子1500メートル決勝 最終周に抜け出した田中希実(撮影・小林良多)

 陸上の日本グランプリシリーズ、第72回兵庫リレーカーニバル(兵庫陸上競技協会、神戸新聞社など主催)最終日は21日、神戸市須磨区のユニバー記念競技場で男女のグランプリ(GP)13種目など男女計33種目の決勝があった。GP女子1500メートルは田中希実(ニューバランス、西脇工高出身)が4分7秒49の大会新記録で4連覇を達成した。

 GP女子走り幅跳びは秦澄美鈴(住友電工、武庫川女大出身)が6メートル39で頂点に。GP女子円盤投げは斎藤真希(東海大大学院)が56メートル17の大会新記録で制覇し、GP女子棒高跳びは諸田実咲(アットホーム)が4メートル04で頂点に立った。

 高校女子2000メートルは池野絵莉(かいり、須磨学園)が5分58秒79で、中学女子100メートル障害は福田花奏(はな、神河)が13秒82をたたき出し、それぞれ大会新記録で制した。

 中学400メートルリレーの女子は山口が51秒25、男子は大社が44秒11でそれぞれ初優勝。高校男子1600メートルリレーは滝川第二が3分13秒79で2連覇を果たした。

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