優しかったはずの彼や、「力になる」と親身になってくれた男性が、突然の豹変！
冷淡になったり、無視したり、連絡がなかったりなど、心変わりした彼や親切にしてくれた男性に、がっかりしたことはありませんか。
その時に「自分のどこが悪いのだろう」と自信喪失になったり、「嫌われることをしてしまったんだ」と思い込んでしまい、自分自身を責めたりする女性もいます。
まず声を大にしてお伝えしたいのは、あなたに非がないのなら、心変わりした男性の身勝手さが行動に出たまでのこと。男の本音がわかると気にならなくなります。
また男性が心変わりをしたことについて最も心配なのは、他に好きな女性が現れてしまったかもしれない、ということですね。
心配が的中したのか、それとも疑惑だったのかという見分け方も大事です。
では「心変わりしたかもしれない」彼の本音から紐解きましょう。
1．自分の思い通りにならないからと不機嫌になる男性
自分の思い通りにならないからといって、不機嫌になったり、冷淡な人に豹変したり、挙句にからかったり、不愉快な言動をする男性は困りものです。
私も不愉快な経験をすることが今でもあります。かなり年齢の高い男性の中にも、困った人がいるのです。
不機嫌になった原因がわからないので、「私の言動のせいで機嫌が悪くなったのかしら」とくよくよしてしまったことがありました。
そんな時、新宿二丁目の元ゲイバーのママに相談するとすぐに答えを導き出してくれました。
急に変貌したのはある経営者の男性で、「君の力になりたい」と胸キュンなことを言ったのです。
私の仕事の力になりたいという流れだったので、お礼メールで、仕事のことをお願いしたら、返信もなく、一か月後に再会した時に仕事で力になってくれることを確認したところ、拒否されたのです。
「あんなに親身になってくれたのに、どうして急に心変わりをしたんだろう」と元ゲイバーのママに聞いたところ、
「あんた、それはね、男の目的が仕事ではなくて、女としてのあんたが欲しかっただけよ。それなのに、あんたが仕事オンリーとわかって、それで冷淡になったのよ」とまるで目からうろこの答えが！
びっくりしましたが、その瞬間、ぱちぱちぱちとパズルが解けるように目の前が急に明るくなって「そうだったんだ！」と納得したものです。
おかげでその場限りの人だとわかり、心の整理がつきました。
さらに過去に似たようなことがあったのを思い出しましたが、あの時もやもやしていたことも、すうっと消えていったのです。
自分の思い通りにならないからという理由で不機嫌になったり、冷淡になるのは精神的に幼い証拠です。
あなたに期待しすぎたせいかもしれませんね。期待されても困るのに。
一方で、交際中に「思ったのと違う」と、いわゆる心変わりをするケースもあります。
2．彼が心変わりをする理由は、自分の悩みで余裕がないから
付き合って3年以上も経つのに、彼から「結婚」という言葉が出てこない。プロポーズの気配がない。もやもや感が募って、つい「私のこと、どう思っているの」など結婚を急かすと、スキンシップを避ける男性がいますね。
「仕事のことで悩んでいるときに、当時付き合っていた女性から『デートする時間もないの？』と無神経な言葉でラインがきたので、引いてしまいました」（31歳・IT会社勤務）
このケースはタイミングが悪いだけで、女性のせいではないです。原因は男性に余裕がないから。
「だったら、ちゃんと事情を説明して」と言ってもそれは難しいことかもしれません。
というのは、男性はプライドが高いため「自分の悩みを彼女に言えない」と思い込んでいる人もいるのです。
この場合は放置がベスト。もし寂しくなったら「どうしてますか」と軽くラインをしてみてください。
3．金銭的なことや価値観が合わないとわかったときに豹変する男性
恋は盲目といいますが、付き合っているうちに、相手と価値観が大きく異なることに気づき、急に会う気が失せてしまうケースもあります。
「彼女が浪費家だったりすると、金銭感覚が合わなくなって、会う気がしなくなったことがあります」（26歳・営業マン）
金銭感覚が合わないと、長続きしないのは当たり前のこと。
ある銀行マンは、資産家を両親にもつ女性と周囲の反対を押し切って結婚。
ところが子供が生まれてすぐに転勤になった夫に社宅暮らしが嫌だといって、子供と一緒に実家に戻ります。そしてそれきり帰ってこなくなり、1年後に離婚届が送られてきたそうです。
恋は盲目だからこそ、素晴らしい時間を共有しあえるのですが、夢が覚めると、さーっと気持ちも引いていきます。
このケースの場合は、交際中にお互いの価値観の違いが分かって良かったと前向きに考えましょう。
4．熟しすぎて、相手に関心がもてなくなった男性も…
5年、7年、10年と関係が続くと、一種のマンネリが生じてしまいます。
お互いに飽きてしまうと、相手に対する関心が薄くなってしまい、そのため「最近なんだか冷たい。心変わりしたのかな」と疑心暗鬼になってしまうことも。
回避するには、旅行に出かけたり、イベントに参加したりと、非日常の世界で思い出を分かち合ったり、感動を共感しあうことが大事になってきます。
ベストな方法は、タイミングを見計らって、結婚することでしょう。
結婚はゴールインではなく、ここから新たに二人で歩む人生が始まるという意味のスタートライン。二人で築き合っていくという共通の目標が生じます。
5．他の女性を好きになってしまった男性のケース
このケースが一番つらいですね。心変わりをすると、男性は次のような態度を取ります。
・スマホをいじる
・LINEの返信が次第になくなっていく
・約束をスルーする
・スキンシップを避ける
ここで注意したいことは、彼が他の女性に心変わりをしたという決定的な出来事（彼から打ち明けられる）がない限り、決めつけないほうがいいということ。
まず自分の悩みを友達に例えて、彼に聞いてみるのです。「友達が、彼氏に他に好きな女性ができたんじゃないかって、悩んでいるの」ともちかけて「どうしたらいいと思う？」と意見を聞いてみるといいでしょう。
動揺したり、答えを激しく拒否する場合は、「どうして？」とさらに聞いてみる。不審な言動をしたら、「信じているよ」と畳みかけましょう。
本当にあなたのことを思いやっているのなら、必ずリアクションがあるはずです。
もし他の女性がいるかもしれないという疑惑が払しょくされたら、「信じていてよかった」と笑顔で言いましょう。自分を信じてくれる女性を男性は離すはずがありませんからね。
（mimot.(ミモット)/ 夏目 かをる）
