リカルド、次戦マイアミで3グリッド降格。セーフティカー下の追い越しでペナルティ/F1中国GP

 RBのダニエル・リカルドは、F1中国GP決勝で、セーフティカー・コンディションで他車をオーバーテイクしたとして、次戦マイアミGPで3グリッド降格ペナルティを受けることが決まった。

 セーフティカー出動中、リカルドはニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)をオーバーテイクした。スチュワードの調査に対してリカルドは、その前の28周目、セーフティカー先導時に、ヒュルケンベルグが自分をオーバーテイクしたため、ポジションを取り戻すことができると考えたと説明した。

 しかし、スチュワードは、第55.8条に基づき、ヒュルケンベルグは28周目にリカルドを追い越すことが許されていたと述べた。リカルドは、ランス・ストロール(アストンマーティン)に追突され、このアクシデントの影響で低速になったリカルドをヒュルケンベルグが追い抜いた。スチュワードは、この状況下ではヒュルケンベルグが前に出ることは許されると判断。一方で、リカルドにはヒュルケンベルグを追い越す正当な理由がないとして、10秒のタイムペナルティを科した。

2024年F1第5戦中国GP ダニエル・リカルド(RB)がリタイア

 リカルドは、ストロールにヒットされた際のマシンダメージにより、リタイアした。従って、タイムペナルティを消化することができないため、次戦で3グリッド降格ペナルティを科されることになった。リカルドにはペナルティポイント2も与えられている。

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