【DeNA】大貫晋一、冷静に今季初勝利「ここから波に乗っていければ」

【ヤクルト―横浜DeNA】今季初勝利した大貫=神宮

◆横浜DeNA8-3ヤクルト(神宮球場)

 右のエースが仕事を果たした。横浜DeNAの大貫が6回3安打2失点で今季初勝利。「序盤でああいう展開になっているのに、無駄なランナーをためることがあった。次に生かしたい」と、喜びよりも反省を口にした。

 二回までに大量7得点の援護を受けた。1点を失った二回は、無死一、二塁から冷静に左飛、三振、三振に仕留めた。雨でマウンドの状況が良くない中で、「いつもよりも、ましましで」ロジンを何回も触ったと笑う。変化球を丁寧に低めに集めた。

 内容は悪くなかったものの、開幕から3戦3敗。2020年から3年連続でチーム勝ち頭となっている右腕は「1個勝つのはやっぱり大変だなとすごく感じた」とかみしめる。「ここから波に乗っていければいい」と巻き返しを誓っていた。

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