後半投入の久保建英が古巣戦で好プレーを披露も...ソシエダはヘタフェと痛恨の1-1ドロー

4月21日に開催されたラ・リーガの第32節で久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダが9位のヘタフェと敵地で対戦した。

前々節のアラベス戦(1-0)で右ハムストリングに違和感を感じて途中交代となった久保は、71分から途中出場した前節のアルメリア戦(2-2)に続いてベンチスタートとなった。

ソシエダは13分、久保の代わりに右ウイングに入ったベッカーが、縦に仕掛けて絶品のクロス。これを左ウイングのバレネチェアがヘッドで叩き込み、幸先よく先制する。

1ゴール・1アシストをマークした前節に続き、冬に加入した久保の“新ライバル”が結果を残した。

しかし29分、GKレミロがマクシモビッチのヘッドを防いだものの、オスカルに詰められて、同点ゴールを許す。

前半アディショナルタイム3分には、ザハリャンに決定機が訪れるも、シュートはGKの正面を突く。

アウェーチームは後半頭から二枚替え。バレネチェアと右SBのトラオレを下げて、久保とオドリオソラを投入。日本代表MFは右ウイングに入る。

55分には敵ヘタフェのMFオスカルのFKがポストに直撃。跳ね返ったボールをゴールライン上でDFル・ノルマンがクリアする。

61分には、久保がボックス内で二枚をかわして右足でクロス。しかし、GKにキャッチされる。

アウェーチームは69分にサディクとエルストンドを送り込み、3-4-1-2にシステムを変更。久保はトップ下に回る。

その久保は78分、右サイドから2人を抜き去って、深く抉ってクロス。しかし、これを収めたサディクがシュートを大きく外してしまう。

【動画】久保がキレキレのドリブルで好機創出
14番は好プレーを披露したものの、ソシエダは勝ち越し点を奪えず。このまま1-1で試合を終え、痛恨の2戦連続ドローとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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