シュツットガルトは21日、ブンデスリーガ第30節でブレーメンとのアウェイ戦に臨み、1-2で敗れた。
シュツットガルトのDF伊藤洋輝はフル出場、MF原口元気とDFチェイス・アンリはベンチ入りも出場しなかった。
前節フランクフルトに快勝した3位シュツットガルト(勝ち点63)は、守護神のニューベルが復帰。伊藤がフラットな[3-4-2-1]の左センターバックでスタメンとなった。
5バックで構える12位ブレーメン(勝ち点31)に対し、シュツットガルトは開始5分に決定機。伊藤のロングスルーパスを受けたウンダブがGKと一対一となったが、シュートはGKツェッテラーにセーブされた。
その後も押し込むシュツットガルトは23分、ギラシーの直接FKでGKを強襲したが、26分にPKを献上。アグにディフェンスライン裏を取られたところをルウェリングがボックス内で倒してしまった。これをドゥクシュに決められ、先制された。
失点以降は攻めあぐねたシュツットガルトは43分、ドゥクシュにカットインシュートでゴールを脅かされた中、1分後に同点の絶好機。ギラシーのヒールパスをボックス左で受けたミッテルシュタットのクロスをウンダブがヘッド。しかしシュートはバーに直撃した。
シュツットガルトが1点ビハインドで迎えた後半、開始3分にルウェリングに決定機が訪れるもボックス右から放ったシュートはGKにセーブされる。
すると1分後、シュツットガルトは失点。右サイドからのシュミットのアーリークロスをドゥクシュにボレーで決められた。
その後は攻めあぐねたシュツットガルトは70分、途中出場のヒューリッヒがボレーでGKを強襲すると、1分後に1点差に。左サイドをヒューリッヒが打開した流れから混戦となったルーズボールをウンダブが押し込んだ。
終盤の85分、ギラシーがボックス内で倒されたプレーがPKかと思われたが、VARの末にオフサイドがあって1-2のまま敗戦。12試合ぶりの黒星となった。