ボートレース多摩川の「第59回東京スポーツ賞」は21日、予選2日目が行われた。
中山翔太(20=三重)は6R、3コースからまくり差して1着。初日4、6着からの巻き返しに成功した。「初日はペラが合っていなかったが、ペラが合い始めた。舟も返ってくる感じがあったし、ここから頑張っていきたい」。機力を上向かせてのリズムアップに笑顔もこぼれた。
3節前の浜名湖ルーキーシリーズで初優出。「浜名湖はエンジンが良かったのが大きい。最近はルーキーシリーズが多かったし、先輩が多い節は久しぶりに感じる。先輩からいろいろと吸収していきたい」と学ぶ姿勢を貫く。
「次節も地元の津で井口(佳典)さんや新田(雄史)さんといった強い先輩と戦える。そこでしっかり食らいつくために、今節から弾みをつけたい」。シリーズ終盤戦に向けて、さらにモチベーションを高めている。