【カンボジア】衣料などの1~3月輸出、29億ドルで2割増[経済]

カンボジア関税消費税総局(GDCE)によると、同国の主力製品である衣料・履物・旅行用品の第1四半期(1~3月)の輸出額は前年同期比21%増の29億米ドル(約4,500億円)だった。主要仕向け先は米国、欧州連合(EU)、東南アジア諸国連合(ASEAN)など。クメール・タイムズ(電子版)が19日伝えた。

衣料・繊維の輸出額は23%増の21億6,000万米ドル、旅行用品は17%増の4億2,800万米ドル、靴は7%増の3億4,600万米ドルだった。

カンボジアには、衣料・繊維・履物・旅行用品の工場が約1,300カ所あり、約90万人を雇用している。

一方、商業省のリポートによると、第1四半期のカンボジアとASEANの貿易額は19%増の43億2,000万米ドルだった。カンボジアの輸出額は33%増の17億7,000万米ドル。主な輸出品は、農産物、衣料、靴、旅行用品、電子製品、自転車となっている。

工業科学技術革新省によると、2023年末時点でカンボジア国内にある工場は2,125カ所。

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