【台湾】日本化学工業、台湾で現地法人設立へ[化学]

電子材料などの製造販売を手がける日本化学工業は18日、台湾に100%出資の現地法人を設立すると発表した。同社が台湾で現地法人を設立するのは初めて。海外の現地法人としてはニューヨーク、上海、バンコクに続く4カ所目。

現地法人の商号は「台湾日本化学工業」で、台中市に6月に設ける予定。資本金は2,700万台湾元(約1億3,000万円)。

日本化学工業の担当者は現地法人設立の目的について、「半導体・電子部品メーカーが集まる台湾に現地法人を置くことで顧客の要望に迅速に回答することが可能になり、事業の拡大が見込める」と説明。その上で、現地のニーズを迅速にとらえ研究開発(R&D)に生かすことで、材料開発を加速させるとコメントした。

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