「フローラS・G2」(21日、東京)
スワーヴリチャード産駒の2番人気のアドマイヤベル(牝3歳、美浦・加藤征)が直線で突き抜けて重賞初制覇を飾った。内を伸びた6番人気のラヴァンダが2着に入り、上位2頭がオークス(5月19日・東京)への優先出走権を獲得した。
逃げ馬の後ろからラチ沿いを抜け出したラヴァンダだったが、外から伸びた勝ち馬に抵抗できずに2着。それでもオークスへの優先出走権は確保した。
岩田望は「直線で狭い所に入った時にはひるんでしまいましたが、抜け切ってからはいい脚でした。力のあるところは示してくれた」と前向きに話した。中村師は「これくらいの距離は我慢してくれますね。ただ、オークスは400メートル延びますからね。基本的には向かいたいですが、帰ってからの様子を見てオーナーと相談します」とG1参戦には含みを残した。