【マリーゴールド】青野未来がアクトレス退団を決意した理由「人生変えようと思って来ました」

マリーゴールドに加入した青野未来

決断の理由は――。元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が立ち上げた女子プロレス新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」で、一躍脚光を浴びたのが元アクトレスガールズの青野未来(33)だ。アクトレス退団が発表された直後の青野ら主力6人は、風香に連れられ15日の会見に電撃登場。代表して青野が「私たちはプロレスがしたくて、ここに来ました」と表明した。

アクトレスは2015年に女子プロ団体として旗揚げしたが、22年2月、スポーツエンターテインメント団体に生まれ変わった。17年6月にデビューした青野は、新体制移行後もエースとしてけん引。今回、退団を決意した理由を「新体制になる時も迷ったけど、『団体を盛り上げなきゃ』っていう思いやエースとしての責任もあったから残って今までやってきた。でも、迷いが消えることはなかったし、ベルト(AWGシングル王座)も取ってアクトレスでできることはやり切った。もっと上にいきたいと思って風香さんに相談しました」と明かした。

だが、突然の退団→マリーゴールド登場は大騒動に発展。アクトレス残留組やファンの間では困惑の声が殺到した。青野は「あまりにも急だったので、ファンの方やアクトレスのメンバーに対して申し訳ない気持ちです」と謝罪しつつ「でも、私はアクトレスを捨てたとは思っていない。無責任と思われるかもしれないし、こんなにたくさん抜けたら話が違うかもしれないけど、アクトレスには新しい子たちがいっぱいいて、成長して頼もしくなっていた。私がいなくても大丈夫だと思ったんです」と強調した。

マリーゴールドには同期で、過去タッグを組んだこともあるジュリア(30)が所属。女子トップに上り詰めた姿に大きな刺激を受けている。「自分の道を切り開いてる姿がかっこよくて、ものすごく尊敬してます。こんな形で再会するとは思ってなかったけど戦いたいです」と熱望する。

「私は人生変えようと思って来ました。ここでもっとパワーアップして輝きたいし、大きな場所に立ちたい。そしてアクトレスを抜けた自分がどこまでいけるかにも挑戦したい。覚悟を決めてここに来たので、新しい青野未来を楽しみにしていてください」。新たなスタートを切った青野が満開の花を咲かせるか。

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