大谷翔平、日本人最多176号&マルチ安打!ドジャースも10対0の大賞で連敗を「2」で止める

ドジャースの大谷翔平は現地4月21日、メッツ戦に2番・DHでスタメン出場。第2打席の先制2ランで日本人史上最多の通算176号を放つなど、3打数2安打2打点の活躍でチームの連敗ストップに貢献した。

まさに完璧な当たりだった。

第1打席は空振り三振に倒れたものの、大谷は3回の第2打席、相手先発エイドリアン・ハウザーのスライダーが真ん中に入ってきたのを見逃さなかった。打球は高々と空へ舞い上がり、あっという間にライトスタンド中段へグサリ。今季5号となる先制2ランで、日本人史上最多となる通算176号を飾ってみせた。

また、この日はドジャース先発のタイラー・グラスノーも好投し、5回までに散発2安打無失点。両投手のテンポのいい投球に、何と1時間で5回表が終了するなど、前半は展開の早いゲームとなった。
そして5回裏、直前のムーキー・ベッツのタイムリーで1点を追加したドジャースは、さらに無死一、二塁で大谷の第3打席。ここも強振した大谷は投手強襲の内野安打を放ち、無死満塁と好機を広げて10対0の大量リードを呼び込んだ。

大谷はその後、6回の第4打席は四球。8回には代打を送られてひと足早くゲームから退き、3打数2安打2打点でこの日を終えた。投手陣も8回まではグラスノー、9回はニック・ラミレスにつないでメッツを完封リレーで抑え、10対0と大勝して連敗を「2」で止めた。

構成●SLUGGER編集部

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