「恐れ多いって英語でなんて言う?」「a lot of 恐れ?」 職場を大混乱に陥れた「唐突横文字ワード」が話題

2024年4月8日、とあるXユーザーが英語について呟いたところ、大きな話題になった。

それは、こんな内容だった。

職場で英語の話になり「恐れ多いって英語でなんて言うのかな」と言われて、元気なバカの私は「a lot of 恐れ」と答えて斜め後ろの席のおじさんのコーヒーを噴射させました。

「恐れ多い」は、英語で「a lot of 恐れ」――そう即座に答えてしまった「UMA子(ポ)」(@UMAKOo3o)さんのポストには、6万9000件を超える「いいね」(4月15日時点)が付けられるなど大反響に。

斜め後ろの席のおじさんのコーヒーを噴射させたらしいが、おじさんはその後どうなったのだろう? 職場の空気は......?

いろいろと気になったJタウンネット記者は、この「a lot of 恐れ」案件を投稿したUMA子(ポ)さんに、詳しい話を聞いてみた。

コーヒー噴射の顛末は?

「斜め後ろの席のおじさんのコーヒーを噴射させた」案件について、投稿者・UMA子(ポ)さんは、その時の状況をつぶさに語ってくれた。

「その日窓口で対応させていただいた外国籍のお客様が大変流暢な日本語でお話しされていました。同じ窓口で働く従業員と『私たちも英語が話せるようになった方がいいんだろうね、でもビジネス会話の英語なんて覚えるの大変そうだよね』という会話の流れになり、そこからポストでもあった『例えば、恐れ多いって英語でなんて言うんだろう』という話題を振られました」
「その時私の頭の中では『恐れ多い...恐れが、多い...』と既にやや破綻した考えが生まれ、多い=a lot of(可算名詞、不可算名詞両方で使える事は覚えていた)と変換してしまい、特に考えずに『』と口走ってしまいました」
「その後すぐ斜め後ろのデスクから『ブシュッ!』という音と、『○○さん!?』とその席に座る男性を呼ぶ悲鳴が聞こえて、何事かと振り向いたらコーヒー噴射の事後でした。窓口での会話を聞いていて、私のトンチキな回答が不意打ちになってしまったのだと思います」(UMA子(ポ)さん)

その後の職場の空気については、「コーヒーを吹いた男性からは『そりゃないよ...』と苦笑いされてしまいましたが、直接会話を聞いていた人たちも、コーヒーを吹いた経緯を説明された人たちも結構笑ってくれていました」と話した。

ちなみにおじさんにはお詫びに缶コーヒーをプレゼントしたそうだ。

ところで、「a lot of 恐れ」案件に触発されたのか、X上にはさまざまな「まぜこぜワード」が投稿され、大喜利状態となってしまった。例えば......。

「こんな感じの『ありがたきハピネス』とか『ストップザ息の根』みたいな唐突横文字ワードに弱い」
「『ルックアットザマ』『そう言いたいのもマウンテンマウンテンですが』など好きでした」
「よりどりグリーン」
「鬼の居ぬ間にランドリー」
「レッツゴー鎌倉」
「俺の中では『仰るストリート』がアツい」
「ナッシング滅相がすき」
「『動かざる事 like a mountain』に一時期ハマってた」
「『背に腹はno change』とか、『それどころじゃ nothing』はよく使う」
「『虫のインフォメーション』で一生笑ってる」

なるほど、皆さん、「まぜこぜワード」が大好きなご様子だ。なぜか理屈抜きに笑えるから、不思議だ。

さらに、このジャンルにおける偉大なるレジェンドにも話題が及んでいる。そう、「ルー語」という新しい言語を産み出したグレート先人・ルー大柴氏のことだ。

「藪からスティック」「寝耳にウォーター」「八方ビューティー」など、名作は数しれず......。

読者も、「まぜこぜワード」「ルー語」を楽しんでみてはいかがかな。

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