みやぎん寄席 初の夜公演 茨城・水戸で26日 商店街活性化狙う

水戸みやぎん寄席がある夕方の宮下銀座商店街。26日に初めて夜公演を開催する=水戸市宮町

茨城県水戸市宮町の宮下銀座商店街にある寄席小屋「水戸みやぎん寄席」は26日、初めての夜公演を午後6時半から開催する。公演後に来場者が近くの飲食店へ繰り出すといった商店街の活性化を狙う。

寄席は2022年9月に開場。主に土、日曜の日中に開催している。飲食店の利用は夕方以降が多く、寄席に出演者した落語家も終演後に商店街や水戸駅周辺の飲食店を利用するという。13日に公演した三遊亭兼太郎さんと三遊亭吉馬さんも近くのワインバーなどを楽しんだとし、「もっと水戸周辺の飲食店を探検したい。今後また夜公演が開催するなら、ぜひ出演したい」と話した。

26日は初出演の柳家吉緑さんと、最多出演を重ねる笑福亭茶光さんが高座を開く。

寄席を運営する「まちコンテンツ共創協会」の桜場誠二会長は「普段と違う時間にすることで来場者の世代が変わるかもしれない。何回か試して、夜公演を定着させたい」と話した。

同日の入場料は前売り2000円、当日2500円。27日は通常開催し、28日は休演する。詳細はホームページ(https://miyagin-yose.com)。

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