「オオタニがボールを破壊した」米識者も驚愕のゴジラ超え176号!! 打線爆発のドジャース、1か月ぶり二桁得点で爆勝「ついに突破口を開いた」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地4月21日、本拠地でのニューヨーク・メッツ戦に2番・指名打者で先発出場。3回の第2打席で今季5号となる2ランホームランを放った。大谷は松井秀喜氏を抜いて、通算176号に到達。日本人メジャー選手の歴代最多本塁打記録を更新した。

大谷は3回1死一塁の場面、相手先発エイドリアン・ハウザーの131キロのスライダーを捉えると、打球はライトスタンドへ一直線。打球速度110マイル(177キロ)、飛距離423フィート(128.9m)の打った瞬間にそれと分かる打球に、大谷も確信歩きをみせ、ホームランボールの行方を見守った。

このメモリアル弾に現地メディアも一斉に速報。松井氏の記録を抜き、日本人歴代最多記録を更新したことを伝え、その偉業を祝福している。ドジャース専門メディア『DODGERS NATION』のノア・カムラス記者は、自身のX(旧ツイッター)で「オオタニがまさにボールを破壊した」と特大の一発への興奮を伝えると、「彼は現在、日本人選手として史上最多の176本塁打を記録している。 また、ドジャースは火曜日以来初めてリードしている」などと投稿。また、『The Athletic』などに寄稿するファビアン・アルダヤ記者は、やはり「ボールを破壊した」と表現するとともに、「オオタニが歴史に名を刻んだ」と伝えた。

また、前日には13残塁の拙攻でカード連敗を喫していたドジャース。なかなか打線が波に乗り切れない試合が続いていたが、この日は大谷のホームランを皮切りに、打線が爆発。5回には打者一巡の猛攻で8点を奪い、10-0で大勝した。前出のカムラス記者も「ドジャース打線がついに突破口を開いた」と投稿。5回の打線の爆発ぶりを伝えるとともに、「ようやく命が生まれた」と表現している。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社