サッカー=レアルがバルセロナとのクラシコ制す、ベリンガム劇的弾

[マドリード 21日 ロイター] - サッカーのスペイン1部は21日、各地で試合を行い、首位レアル・マドリードはホームでバルセロナとの伝統の一戦「クラシコ」を3─2で制した。

先制したのはバルセロナで、試合開始6分にCKからアンドレアス・クリステンセンがヘディングシュートを決めた。レアルも同18分、ルーカス・バスケスが倒されて得たPKをビニシウス・ジュニオールが成功させ、同点に追いついた。

試合が再び動いたのは後半24分、途中出場のフェルミン・ロペスがゴールを奪い、バルセロナがリード。しかし、レアルはその4分後にバスケスのボレーシュートでもう一度追いつくと、同アディショナルタイムにバスケスの折り返しからジュード・ベリンガムが決勝点を決めた。

ビハインドを2度跳ね返して逆転したレアルは勝ち点を81に伸ばし、6試合を残して2位バルセロナに11ポイント差と、36回目のリーグタイトル獲得に大きく前進した。

レアルのルカ・モドリッチはクラブ公式テレビチャンネルで「これはタイトルに近づく勝利だ。素晴らしい試合だったし、われわれは決して諦めなかった。ビハインドを2度背負ったが、戦い続け、いいプレーをしてプレスをかけ続け、結果的に何度も盛り返した」と胸を張った。

レアル・ソシエダードの久保建英は敵地のヘタフェ戦で後半から出場。試合は互いに前半に1点ずつ取り、1─1の引き分けだった。ソシエダードは勝ち点51の6位。

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