残雪の頂背に261チーム、1200人が力走 盛岡市内一周継走大会

残雪の岩手山を背に、勢いよく駆け抜ける中学男子の選手たち=21日、盛岡市青山

 第77回盛岡市内一周継走大会(岩手日報社など主催、ユニバース特別協賛)は21日、盛岡市みたけの純情産地いわてトラフィール(県営運動公園陸上競技場)を発着点とする周回コースで行われた。中学、高校、一般の男女計6部門に261チーム、約1200人が出場。沿道から声援を受けたランナーたちは一つでも順位を上げようと懸命に腕を振った。

 爽やかな青空の下、競技場を一斉にスタートした選手たちは残雪の岩手山を背に1周3.3キロのコースを駆け抜けた。新型コロナウイルス禍で中止していた団体応援が5年ぶりに復活。沿道は中学生らの元気な声援で熱を帯びた。

 中学は男女とも滝沢が初優勝。女子は大会新をマークした。高校の男子は盛岡大付Aが2年連続、女子は盛岡誠桜が2年ぶりに制した。一般の男子は花巻ACが3連覇、女子はTeam Brightが初の栄冠に輝いた。

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