津田学園が9回逆転サヨナラ勝ち 春季東海地区高校野球三重県大会

【宇治山田商―津田学園 九回裏1死二、三塁から暴投の間にサヨナラの生還を果たす津田学園三走・岡=津球場で】

 第71回春季東海地区高校野球三重県大会(県高野連主催、伊勢新聞社後援)は21日、津球場公園内野球場で準決勝が行われ、第1試合の津田学園―宇治山田商は津田学園が4―3で九回逆転サヨナラ勝ちして、27日の決勝進出と、東海大会(5月18日開幕・岐阜県)出場を決めた。第2試合の昴学園―菰野は悪天候が予想されるため22日に順延された。試合開始予定時刻は午前10時。

 2019年夏以来の県大会優勝を目指す津田学園は、昨年秋の県大会覇者で今年春の選抜高校野球大会16強の宇治山田商との接戦を制した。山商先発田中耀太に八回まで4安打2点に抑えられていたが1点を追う九回、無死一、三塁で7番宮地渉の適時打で同点にすると、8番伊藤柊賀の犠打で1死二、三塁と好機を広げ、暴投の間に三走岡拓久朗がサヨナラの生還を果たした。

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