宮古の山林火災、延焼続く 焼失面積120ヘクタールに拡大

宮古市刈屋で発生した山林火災で、新たに煙が上がった場所へ駆け寄る消防団員ら=21日午後3時5分

 宮古市刈屋で発生した山林火災は、21日も延焼が続いている。焼失面積は約120ヘクタールに拡大し、鎮圧のめどは立っていない。ヘリによる放水は午後5時半ごろに中断した。22日早朝に再開する。

 消防によると、火の手は出火場所から北東方面に広がり、国道340号沿いに点在する民家近くの山林にも迫った。けが人の情報はない。21日午後7時現在で避難所の市新里保健センターに4世帯8人が身を寄せている。

 

 

 

© 株式会社岩手日報社