きれいな松原川で川床楽しもう プロジェクト関係者ら清掃活動

清掃活動に汗を流す関係者ら=佐賀市の松原川

 クリークの利活用に取り組む「松原川de川床プロジェクト」(西ノ首有里子代表)が19日、佐賀市の松原川周辺を清掃した。関係者ら6人が川の周りや歩道などで枯れ葉を集めて雑草を抜き、川の環境整備に汗を流した。

 同プロジェクトは、日常の中でクリークに親しんでもらおうと、松原川の川面に設けたスペース(川床)を貸し出したり、イベントを開いたりしている。2022年夏に始動し、音楽ライブや川の歴史を伝える講義などを実施してきた。

 松原神社の北側と東側の川辺や歩道で作業し、約1時間半で枯れ葉や雑草が収集袋に15袋分集まった。参加者からは「大雨で水が道路にあふれるのを防ぐため、側溝のふたなども掃除したい」「子どもが安心して遊べる川にしたい」などと声が上がっていた。

 西ノ首さん(56)は「さらに参加者を募って、月1回を目標に清掃活動をしたい」と話していた。(花木芙美)

© 株式会社佐賀新聞社