「不審者が走り去った」通報で行方を追われて発覚、鮮魚店から新聞を…逮捕された55歳の無職の男「新聞を読みたかった」 北海道小樽市

窃盗事件として捜査している小樽警察署

21日午前、北海道小樽市の鮮魚店から新聞を盗んだとして、55歳の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、小樽市勝納町に住む55歳の無職の男です。
この男は21日午前1時40分ごろから3時間半ほどの間に、小樽市堺町の鮮魚店から新聞1部(時価約150円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、同日の午前4時半ごろ、現場から離れた住宅街で、住人が「不審者が走り去った」と通報。
駆け付けた警察官が付近で男を見つけ、手にしていた新聞などについて職務質問すると、盗んだ旨を話したため、裏づけをすすめ、同日夜、逮捕しました。
取り調べに対し、55歳の無職の男は「新聞を読みたかった」などと話しているということです。
警察は男のふだんの様子を含め、引き続き調べをすすめています。

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