大谷翔平176号を特等席で見守った米女性「なんて素晴らしいの!」 レポーター冥利に尽きる一撃

メッツ戦で今季5号2ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平176号をベンチ横で観戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地メッツ戦に「2番・DH」で先発し、メジャー通算176号となる先制の今季5号2ランを放った。松井秀喜氏のメジャー日本人最多記録を更新。3打数2安打2打点の打率.368で両リーグ首位打者に浮上し、10-0の4連敗阻止に貢献した。ベンチ横の特等席から見守った米人気女性レポーターは「なんて素晴らしい功績なの!」と祝福した。

打球は視線の遥か先を飛んでいった。0-0の3回1死一塁。大谷は右腕ハウザーの真ん中付近に入ったスライダーを仕留めた。甲高い打球音を響かせ、打った瞬間それとわかる右越え2ラン。天に指を突き上げながらダイヤモンドを一周し、ベンチに戻ってきた。ナインから祝福の嵐。打線に火をつけた。

一連の様子をベンチ横から見守ったのが、カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のレポーター、キルステン・ワトソンさんだ。インスタグラムのストーリー機能で特等席からの動画を公開し、「176!!」「おめでとう、ショウヘイ・オオタニ!」「日本生まれの選手による最多HR、なんて素晴らしい功績なの!」と感激した様子で伝えた。レポーター冥利に尽きる一撃だった。

大谷は打率を.368まで上げ、両リーグで首位打者に浮上した。35安打、二塁打11本も両リーグ最多。チームは3連敗中で直近9戦7敗だったが、10-0の大勝に貢献した。

THE ANSWER編集部

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