仁志敏久氏が語るDeNA・楠本がもう一段上がるために必要なこと

21日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-DeNA』でゲスト解説を務めた仁志敏久氏が、DeNA・楠本泰史について言及した。

昨季までDeNAの二軍監督を務めていた仁志氏。楠本の選手としての特徴について「器用なバッター」と評した。「僕がベイスターズの二軍監督をやり出した頃、まだ二軍にいたんですけど、二軍では敵なしみたいな状態だった。なので、二軍ではやることがないくらいの技術を持っていたので、一軍でチャンスを掴むかどうかというレベルでしたね」と振り返る。

楠本がもう一段上がるために必要なことは何だろうかーー。「コンタクトですね。率を上げないとホームランを打つわけではないので、率なんですけれども、率が一番難しい」。

楠本が守る外野のライバルに5年ぶりに筒香嘉智が復帰。仁志氏は「筒香が入ってきたことで、外野の争いが大変になってくる。楠本ができること、例えばセーフティバントを磨くとか、小技は楠本だと言わせるものでもいいかもしれないですね」と、自身の武器を磨く必要があるとみているようだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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