芸術文化を楽しめる街づくりを進めようと、東京都と東京藝術大学などが協定を締結しました。アーティストと企業をつなぐ人材の育成に取り組みます。
協定を締結したのは、都と東京藝大のほか、丸の内・有楽町地区で行われているビジネス街でアートの拠点を作る実証プログラム「有楽町アートアーバニズム」です。
今回の協定では、東京藝大が持つノウハウなどを活かし、大手町・丸の内・有楽町の地区でアーティストと企業活動をつなぐ人材の育成を目指します。
小池知事は「アートは街の魅力をアップさせる一番のポイント。人材を育成するのは大事なこと」だとして期待を寄せました。
都の担当者によりますと、この協定をきっかけに今後、体験型で展覧会の設計を学ぶ講座を開くなど、実践的なプログラムを行うということです。