日米教育委員会、「フルブライト語学アシスタント (FLTA) プログラム」奨学生募集 アメリカの大学で日本語を教えながら英語スキルを高める

日米教育委員会は、2025年の夏から9カ月間、学位取得を目的としない給付型の奨学金プログラム「フルブライト語学アシスタント (FLTA) プログラム」を開始する。アメリカの大学で日本語を教えながら、英語力と外国語を教えるスキルを高めるという内容で、将来、日本の英語教育に貢献したい人材を求めている。

フルブライト語学アシスタント(FLTA)プログラムは、アメリカの大学で日本語を教えながら、「英語教授のスキルを高める」「自身の英語能力を高める」「アメリカの文化や習慣についての知識を深める」ことを目的に実施する。アメリカの大学で1学年間(9カ月間)週20時間を限度に日本語クラスを教員として担当、または補佐し(派遣大学により異なる)、日本の文化・価値観の理解促進のため、大学内外でカルチャーイベント、日本語クラブ等を企画・運営を行う。また、大学でアメリカ研究や英語教授法のクラスを受講する(1学期につき2コース、うち1つはアメリカ研究であること)。

募集人数は若干名で、日米教育委員会から推薦されても最終的に全員が派遣されるとは限らない。応募資格は、日本在住で日本国籍を有し、学士号取得者または見込み者(2025年5月31日以前)で、英語教員免許保持者、または英語教育に携わる意志のある者。また、指定期間内に実施されたTOEFLまたはIELTSのスコアレポートを提出する必要がある。その他、詳細はウェブサイトで確認する。

派遣者には往復旅費、履修する科目の授業料、給付金、宿舎、食事、フルブライトグループ保険(傷害・疾病)等が支給される。派遣先により詳細内容は異なるが、費用は主催者と派遣先大学が負担する。応募締切日は2024年6月1日(土)消印有効。

参考:【日米教育委員会】フルブライト語学アシスタント(FLTA)プログラム

© 大学ジャーナルオンライン