22日、福島第一原発で作業をしていた東京電力の協力企業社員が鉄骨に指を挟み、救急車で搬送されました。
搬送されたのは、廃炉作業に携わる協力企業の社員です。
東京電力によりますと、22日の午前8時45分ごろ、2号機建屋の南側にある燃料取り出し用構台で作業をしていたところ、右手の中指を鉄骨に挟みました。
この社員は、福島第一原発敷地内にある救急医療室の医師に診断を受けましたが、午前9時半ごろに救急車で県内の医療機関に搬送されたということです。
東京電力は、事故が起きた経緯などについて調べています。