「持ち直しの動きに足踏み感みられる」中国地方の経済動向 中国経済産業局

中国経済産業局はことし2月の中国地方の経済動向について「持ち直しの動きに足踏み感がみられる」とする見解を公表しました。14カ月連続の据え置きとなっています。

中国経済産業局によりますとことし2月の中国地方の鉱工業生産指数は先月より3.3%上昇するなど「生産動向」は横ばい傾向となっています。
また、百貨店やスーパー、コンビニエンスストアなど商業販売6つの業態の販売額は1960億円で去年の2月と比べると4.5%増え、2カ月連続で去年を上回りました。

一方、乗用車の新車登録の届け出数はすべての車種で去年の2月を下回り、「個人消費」は「持ち直しの動きに足踏み感がみられる」ということです。

【中国経済産業局・實國慎一局長】
「ゴールデンウィークとかがありますので、賃上げの効果がうまく消費マインドのほうに出ていけば、個人消費が少し明るくなるかなという期待はしています」

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