【那須塩原】「酪農のまち」をPRし、市民らに酪農に親しんでもらうイベント「第13回青木農業祭」（同実行委員会主催）がこのほど、青木の市青木サッカー場で開かれ、家族連れなどでにぎわった。
地元酪農家らでつくる実行委員会が主催。新型コロナウイルス禍を経て5年ぶりの開催となった。会場では牛乳の飲み比べや牛の模擬搾乳体験ができるコーナーが設置されたほか、農業に関係する企業40社以上が農機具などを展示した。また、乳牛を品評する「青木ホルスタイン共進会」も開かれ、市内を中心とした酪農家が参加した。
共進会を見学した西栄町、高橋亨（たかはしとおる）さん（86）は「育てるのは大変だと思うが、立派な牛がたくさん並んでいて素晴らしい」と話した。
