スノーピークと隈研吾さんがプロデュース 豊かな景観だけじゃない、カフェやショップもそろうキャンプ場が完成 都城・関之尾公園内に27日オープン

スノーピークと建築家の隈研吾さんが共同開発したトレーラーハウス「住箱」

 宮崎県都城市の関之尾公園は27日、アウトドア用品大手のスノーピーク(新潟県三条市)を指定管理者にリニューアルオープンする。

 リニューアルは、関之尾滝見物にわずかな時間だけ滞在していた来場者に、公園内を周遊し、宿泊までしてもらうのが狙い。

 核施設の「スノーピークキャンプフイールド」はキャンプサイト100区画(電源付き13区画)に、コテージ4棟や建築家の隈研吾さん監修のトレーラーハウス「住箱」5台など多彩な宿泊施設を準備。宮崎・鹿児島エリア初の直営店や地元食材を使ったレストランやカフェも併設する。

 いずれの施設も庄内川を中心とした豊かな景観を楽しめるよう配置された。

 市観光スポーツPR部によると、3月下旬始まった予約も好調で、ゴールデンウイーク期間中の休日はほぼ埋まっている。原口文代部長は「季節や時間とともに変化する公園内の景観をゆっくり楽しんでほしい」と話した。

コテージ2階。庄内川の眺めが楽しめる
管理棟内にある宮崎・鹿児島エリア初のスノーピーク直営店

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