STUTS、ジョーダン・ラカイ ニュー・アルバムの日本盤に共同制作曲「セレブレート」収録

グラミー賞ノミネート経験を持つマルチ奏者 / シンガー・ソングライター / プロデューサーで、現代のUK シーンを代表する1人でもあるジョーダン・ラカイが、イギリスの名門デッカ・レコードから5月10日(金)にリリースするニュー・アルバム『ザ・ループ』の日本盤限定のボーナス・トラックとして、STUTSと共同制作した楽曲「セレブレート」(Celebrate)が収録されることが決定した。

▲ジョーダン・ラカイ 関係者向けのショウケースのため、2023年11月に来日していたジョーダン・ラカイ。その際にSTUTSのSpotify オリジナルトーク番組『STUTS JAZZ JOURNEY』にゲストとして招かれ、2つのエピソードを収録した。収録の場でお互いのルーツなどを共有して意気投合した2人は、急遽STUTSのプライベートスタジオにて深夜のセッションを敢行。そこでレコーディングされたトラックをベースにして、2人の手により今回の楽曲に仕上げられた。 今回の共同制作について、ジョーダンは「STUTSと楽曲が作れたことはとても光栄だよ。彼は素晴らしいコラボレーターだね。僕らは全く予定になかったセッションを深夜にやったんだけど、MPC(サンプラー)やア・トライブ・コールド・クエストへの愛を語って絆を深めることが出来たよ! このトラックは 2人の世界をパーフェクトにブレンド出来ていると思うし、将来彼ともっと音楽を作りたいと思ってるよ!」と語っている。 これまでに4枚のアルバムを発表し、2020年には『ブルーノート・リイマジンド』への参加で日本でも話題を呼んだジョーダン・ラカイ。2015年以降は活動の拠点をオーストラリアからロンドンに移し、ソウルやジャズ、エレクトロなど様々なジャンルを独自のブレンドでまとめあげたサウンドで多くの支持を集めている。ニュー・アルバム『ザ・ループ』では全編にわたって「希望」がコンセプトで、彼自身の私生活における変化などが反映された内容となっている。 プロデュースは自身が行い、宅録から離れロンドンのRAK スタジオでレコーディングが行われた。彼のヒーローでもあるビル・ウィザースのドキュメンタリーからも影響を受けたという。ソングライティング、ストリングスも交えた秀逸なアレンジ、そして彼の憂いを帯びた美しいヴォーカルなど、彼の魅力をあらゆる面から堪能出来る仕上がりだ。 本作について、ジョーダンは「今回は、僕がなぜ音楽を好きになったかについて立ち返りたいと思ったんだ。そして好きなミュージシャン達の音楽を聴き返していることに気づいて、自分のヴォーカルを真ん中に据えたレコードが作りたいと思った。アルバムのタイトルは、子どもでいること、子どもを持つこと、自身のインナーチャイルドを認識すること、といった人生のサイクルを意味している。僕らは終わりのない人生のサイクルを生きているし、その脆さを自分の歌詞の中で探求してみたかったんだ」と語っている。

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