【早出し】「梅まつり」改め「春まつり」が開幕 真室川・桜や桃も楽しめます

ライトアップされた花々を眺める親子=真室川町・真室川公園

 「梅の里まむろがわ春まつり」の開会セレモニーとぼんぼりとライトアップの点灯式が20日、真室川町の真室川公園で行われた。公園では梅以外に、桜や桃の花も同時に楽しめることから、50年続いた「真室川梅まつり」の名称を今回から変更し、本格的な春の訪れを祝う祭りにリニューアルした。

 開会セレモニーには約100人が出席した。実行委員長の斎藤哲也町観光物産協会長や新田隆治町長らがあいさつし、舟山康江参院議員ら来賓が祝辞を述べた。

 川ノ内囃子保存会や真室川音頭保存会による歌や踊りが披露された後、斎藤会長がスイッチを押し、公園内の157基のぼんぼりに明かりがともされ、梅や桜、桃の木が照らされた。同町新町の会社員高橋優さん(34)は「ライトアップされた花々がきれいで見とれた」と話した。

 祭りは来月5日まで。今月27日には、うめぇフェスティバルや梅の里マラソン大会を開催する。祭り期間中の午後6~9時にライトアップされている。

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