早期実現望む声と批判の声 宮城県病院再編構想 名取市で説明会

仙台医療圏の病院再編構想をめぐり、宮城県などによる説明会が名取市では初めて開催されました。

県は、仙台市太白区の仙台赤十字病院と名取市の県立がんセンターを統合し、名取市に新たな病院を設置する方針で病院側と基本合意を結んでいます。

21日夜に名取市で開催された説明会には、仙台赤十字病院と県立がんセンターのの運営主体の代表が出席しました。県の説明会に病院関係者が出席したのは初めてです。

住民からは計画の早期実現を望む声が上がった一方、再編への批判も聞かれました。

「今後はそばに高い技術のある医療が来ることは、非常に安心だと思っています」「(名取市や富谷は市良いが)仙台医療圏全体で見ると病院が減るわけです。仙台医療圏の病院のサービスが低下するということですよ」 県は27日に、太白区でも説明会を開く予定です。

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