みなさん、こんにちは！地域特派員のきょうこです。
今回は、５月ゴールデンウィークのお出かけにピッタリ！那須烏山にある、どうくつ酒造の見学をご紹介します。
東力士のどうくつ酒蔵を見てみよう！
「島崎酒造」という酒屋さんで造られている「清酒 東力士（あずまりきし）」。なんと170年もお酒を造り続けている老舗の酒蔵。那須烏山といえば、那須岳からくる豊富な水資源、良質な自然環境が整っていて、日本酒には最適な場所。その清酒が熟成される裏側を見学することができます。なんと、洞窟に貯蔵されており、洞窟内が開放されています。行ってみましょう！
受付で大人２００円（２０歳以下無料）支払うと、タブレットが渡されます。タブレットで各所、自動アナウンスが流れて、詳しい説明を聞くことができます。
元は戦車製造のための地下工場
造られた日本酒は、こちらの洞窟の中で貯蔵されています。実はここ、第二次世界対戦末期、戦車製造のために作られた地下工場の跡地。放置されていたのを、清酒の貯蔵庫として活用しているそうです。今では那須烏山市の近代文化遺産として指定されています。
中に入るとヒンヤリ～。夏は涼しくていいかもしれません♪あちこちに洞窟が広がっていて、各所に清酒の入ったコンテナが積まれています。このように、長い年月をかけて熟成されているのですね。
オーナーズボトルで未来記念
島崎酒造さんでは、「オーナーズボトル」といって、清酒を５～２０年先まで熟成させて預かってくれるサービスがあります。20歳になった時の子供や孫へのギフトや、夫婦の将来的な記念日など、未来のお祝いのためのお酒。素敵な贈り物になること間違いなしですね。年数によって、料金はプラスされますが５年11,000円～お願いすることができます。
今すぐ飲みたい方はショップも立ち寄って
洞窟内の距離は短いので、子ども連れでもOK。１周回って入口付近にショップがあります。すぐ飲みたい方、自宅用で持ち帰りたい方は、こちらで購入できます。
初めてだったので、お試し・・・で、熟成年数が違う清酒の飲み比べセットを購入してみました。自宅で嗜んでみますね♪
受付場所には「吟醸酒アイスクリーム」もありました！子どもは歩いただけで飽きてしまったのですが、アイスを食べてご機嫌。アルコールは抜けているそうなので、運転手も食べて大丈夫。さっぱりバニラに日本酒の華やかな味わいが吹き込んで、とても美味しい！おすすめです。
お楽しみの清酒飲み比べ
無事帰宅し、夜はお楽しみの開封です。熟成期間で色味も変化があります。
こちらは１年以上熟成のもの。フワッと香る清酒と、軽く飲める感じで、スッキリ感あります。
３年以上熟成になると、１年以上のものより、重みがあります。ただ、次の写真の１０年以上熟成の方が、とても芳醇なので、まさに１年と１０年の間、バランスの良いお酒になってます。
こちらが１０年以上熟成させたもの。写真だと分かりにくいかもですが、熟成させた黄み感があり、香りもズーンときます。ゆっくりじっくり味わえる、大人の夜を愉しめるお酒です。
洞窟見学は、基本土日祝・ゴールデンウィーク・お盆となりますのが、最新情報はホームページなどでご確認ください。時間帯も事前連絡をしておくと安心かもしれません。どうくつ酒蔵の見学、楽しんでくださいね！
