ボクシングの東北総合スポーツ大会県予選会は21日、新庄市体育館で各階級の決勝を行った。少年男子のライトフライ級は安食絢翔（新庄東高）が初優勝した。少年男子は斎藤旗争奪県高校選手権を兼ねて開催した。
見せた上級生の意地 少年男子ライトフライ級決勝は、2年生の安食絢翔（新庄東高）が、昨年の全日本UJ（アンダージュニア）王座決定戦で準優勝の1年生・中谷丈一郎（日大山形高）に判定勝ちを収め、「上級生の意地で戦った」と結果に安堵（あんど）した。
相手はスピードがあるホープ。「強い」という前評判を受け、安食は対策を練って決勝に臨んだ。ジャブで圧力をかけて相手の動きを封じ、得意の左ストレートを的確に集めてポイントを重ねた。「東北大会でも自分のスタイルを崩さずに戦って優勝したい」と目標を語った。
