10年ぶりの前橋市開催となった大相撲春巡業「大相撲ぐんま場所」に合わせ、群馬県警は21日、会場のALSOKぐんま武道館前で暴力団廃絶の啓発活動をした。協力した日本相撲協会の力士から啓発グッズを受け取った来場者らが、暴力団排除へ意識を高めた。
関脇の若元春をはじめとした力士は、土俵上では見られない柔らかな表情で写真撮影に応じた。訪れた親子連れがチラシやティッシュ、ストラップなどが入った袋を、力士の大きな手から受け取っていた。
県警は、暴力団に対する「恐れない、金を出さない、利用しない」に「交際しない」を加えた「暴力団追放三ない運動+1」のほか、交通安全なども合わせて呼びかけた。