海上自衛隊のヘリコプター2機が墜落した事故をめぐり、木原防衛相は「回収したフライトレコーダーから機体の異常を示すデータは確認されていない」と明らかにした。
海自の哨戒ヘリ2機は20日、伊豆諸島沖で夜間訓練中に墜落し、搭乗員1人が死亡、7人が行方不明となっている。
木原防衛相は、現場海域で回収したフライトレコーダーの解析を進めていることを明らかにし、「現時点で、飛行中に機体に異常があったことを示すようなデータは確認されていない」と説明した。
また岸田首相は、事故について、「重く受け止める」と強調した。
岸田首相「大切な隊員を失ったことは痛恨の極みであります。安全な運航に万全を期していきたい」
現場では、不明の7人の捜索が続いている。